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犬の去勢手術

犬の去勢手術は動物病院で日常的に行われる最も一般的な手術です。

去勢手術には以下のようなメリット、デメリットがあります。

  • メリット
    • マーキングやマウンティングなどの問題行動の予防・軽減
    • 攻撃性の低下の可能性
    • 精巣腫瘍や前立腺肥大、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなどの病気の予防
  • デメリット
    • 繁殖ができなくなる
    • 全身麻酔で体調不良を起こすことがある
    • 去勢手術前に比べ体重が増えやすくなる

犬の去勢の時期は後6ヶ月から1歳までに行うことが多いです。また、停留睾丸(精巣が陰嚢内に降りてこない)の場合は腫瘍化するリスクが高いため、早めに手術をすることが望ましいとされています。

犬の去勢の手術時間はおおよそ15分程度で、基本的には日帰り手術となります。

1.毛刈りと消毒を行います。
2.ドレープを掛け切皮をします。
3.精巣摘出後、縫合し終了です。